骨を丈夫にするドッグフード

骨を丈夫にする栄養素として有名なのがカルシウムです。
カルシウムは体の中で最も多いミネラルとされており、99%が骨や歯に1%が血液中や細胞に存在します。
子犬~2歳になるまでや老齢犬では、カルシウムの摂取が重要になります。

カルシウム

カルシウムはドッグフードやサプリメント、カルシウムを含む食材など摂取する事が出来ます。
骨を丈夫にしてくれる成分ではありますが、過剰摂取により骨格の形成異常が起こる場合があります。

総合栄養食であるドッグフードは必要なカルシウム量が摂取出来るように配合されているため、サプリメントなどを与えるのは避けてください。
特に大型犬は成長段階でカルシウムが大量に必要なため、カルシウムを過剰に投与しがちになります。
サプリメントなどでカバーするつもりが逆に吸収困難に繋がる可能性もあります。
大型犬の幼齢期用のフードを与える事でしっかりカルシウムが摂取出来ますので、心配のしすぎは厳禁です。

リン

カルシウムをしっかり摂取するためには、無添加フードなどがオススメです。
添加物が多いドッグフードは、りんという物質が多く含まれています。
リンはカルシウムの吸収を阻害する働きがあります。
総合栄養食として十分なカルシウムが配合されているはずのフードでも、添加物が多いとカルシウムが吸収する事が出来ません。
無添加フードなどリンの配合量を減らすことが大切です。
無添加のフードは消化にもよいため、消化器負担も軽減する事ができます。

ビタミンD

骨を丈夫にするには、ビタミンDも重要です。
散歩などにより太陽の光を浴びる事で体内でビタミンDを生産する事が出来ます。
ビタミンDはカルシウムの吸収率を高めますので、骨を丈夫にする事に繋がります。
マルチビタミンサプリメントなどでビタミンDを補給する事もできます。

動物性タンパク質

もちろん犬の重要な栄養素であるタンパク質も大切です。
動物性タンパク質を摂取する事により、筋肉の強化に繋がり骨の補強にも役立ちます。
動物性食材は消化性も高いのでオススメです。

毎日の適度な運動(日光浴)と新鮮な水とドッグフードを与える事で、骨を丈夫にする事ができます。