ドッグフードはいつあげる?

犬のご飯は成犬であれば1日2回、幼齢犬や老齢犬では回数を多くして1日3~5回程に別けて与えます。
ドッグフードをあげるタイミングは特に決まりはないため、ご家庭に合ったタイムスケジュールで愛犬にご飯をあげて下さい。

タイミング

1日2回のご飯の場合では基本的に朝と夕方に与えている方がほとんどではないでしょうか?
仕事に行くとなると出勤前と帰宅後でしかご飯をあげられないので、その時間帯にあげる事になると思います。

散歩の時間にも注意して、食事の前後はしばらく安静にしておく必要があります。
特に食後にすぐに運動をすると胃捻転を起す可能性が高まりますので、1時間ほど時間を空けてから行くようにして下さい。

正確に時間を決めて与える場合と時間を決めずバラバラに与える場合とがありますが、メリットとデメリットを考慮してご家庭に合った方を選んで下さい。

時間を決めておく

食事の時間を決めている場合のメリットは、愛犬が規則正しい生活が出来るという点です。
排泄のタイミングもほぼ一定になるため、体のサイクルが整います。
ただ毎日同じ時間で与える場合、ご飯の時間を覚えた愛犬がご飯の時間になるとご飯を要求する(吠えるなど)ようになってしまいます。

時間を決めない

時間を決めずにバラバラに与える場合のメリットは、上記の要求行動が起こらないという点です。
ご飯の時間になると興奮してしまう子がいますが、時間が決まっていると興奮が激しくなる場合があります。
興奮している時にご飯を食べると食べ物が喉に詰まったり消化不良を起す可能性があるので、興奮時ご飯を与えるのは避ける必要があります。
興奮している子には食事前に「まて」のコマンドを行わせることで、落ち着く手助けになります。

飼い主=リーダー

どちらのタイミングで与える場合にしても共通しているのが、飼い主が先にご飯を食べる必要がある事です。
犬は縦社会の動物ですので、リーダーが先にご飯を食べる事で服従心を高めます。
飼い主が群れのリーダーである事がわかるように、愛犬より先に食べて下さい。

また飼い主がリーダーである事を認識させるためには、ご飯前のコマンドも重要になります。
縦社会の世界ではリーダーの指示でご飯を食べるため、ご飯前に「まて」と「よし」のコマンドを行うことで飼い主がリーダーであるとより認識してくれます。
コマンドによりご飯を食べる事で、飼い主の指示に従うとご褒美がもらえると学習し愛犬との信頼関係がより親密になります。